ボーダーに想いを馳せる

 


先日久しぶりにボーダーTを買ってみました。

誰もが一度はきたことがあるのではないでしょうか。定番として消えることなく存在しつつ、定期的にちょっと流行ったりもしますね。
安定感がありながらもシルエットやサイズ感で時には流行の香りも出せる。
早い話、いつ着ようがいい(笑)


ボーダーといえばフランス。
 
ブルターニュ地方の漁師が22本の青と白のストライプをその地域の誇りとし、また海に落ちても目立ちやすいようにと長年愛されてきました。(そんな誇りの発展がイギリス貴族のタータン、和服の家紋だったりするんでしょうね)

1858年に正式にフランス政府の海軍の軍服として生産され、のちにロシア軍もこれを採用したそうです。つまり軍服でもあるんですね。

ボーダー好きとして、すぐに頭に思い浮かぶのはアンディ・ウォーホルかなぁ。
他にもピカソやカート・コバーン、ジャームス・ディーン・・・などなど。
ゴルチェも恣意的に着てましたね。

また、男服であったスーツを女性でも着られるようにデザインしたココ・シャネルは、このボーダーも同様に漁師が着ているのを見て女性用に仕立て直しました。
オードリー・ヘップバーンやジェーン・バーキンが着ることにより、女性の間でも広まりました。

しかし、最初は「仕事着がおしゃれ」というのは社会から反発もあったようです。

急速に広まったのはWW2後。パリの若者たちに受け入れられ大流行しました。
一気に突き抜けた後は定番として落ち着きました。

そんな歴史に思いを馳せながら着るのもまた一興ですね。

(ルミノア) Le minor ボーダー バスクシャツ border basque shirt Le001 (5, marine/ecru)

AKI yoshida
ネットショップの売上アップとスキルアップをサポートするSELENOGRAM(セレノグラム)代表。セレクトショップ実店舗を経営後、EC業界に専念。さまざまな業種のネットショップ運営に携わる。現在、某ブランドディレクターとNPO法人のWEB責任者も兼任中。

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