Petros Klampanis | Irrationalities【MUSICレビュー】 

Petros-Klampanis-Irrationalities-

90年代以降の音楽ファンはクラブミュージックから、JAZZに興味を持った人も少なくないはず。そしてそんな世代には、こんなベーシストがリーダーの(ビートに重きを置いた)ピアノトリオがハマりやすい。

僕はこのアブストラクトなコラージュジャケが大好きで「こんな(ジャケの)センスの持ち主なら音も間違いない」と確信し、何の情報もないまま聴いたのだけれども、やはり間違いはなかった。

どっしりとした安定感があるグルーブの上をコロコロとピアノが走る。透明感があり美しい情景を想わざるを得ないなぁ~と、ひとときイメージトリップに酔いしれた。調べるとこのアルバムは、イタロ・カルヴィーノによる小説「マルコ・ポーロの見えない都市(’72年)」をインスピレーションに作られたらしい。彼自身の思い絵描く「見えない都市」の景色を音像化させエレガントでカラフルな楽曲を披露している。

黄金の夕日に染まる海辺、賑やかな雑踏、印象深い場所にリンクさせて聴きたい。あ、それとも今から旅に出ようか。

BGM in おすすめシチュエーション

スポーツ ★★
ドライブ ★★★★★
移動中 ★★★★★
街歩き ★★★★
旅行 ★★★★★
読書 ★★
家事 ★★★
就寝 ★

似合う場所

“カフェ” ”ストリート” ”海辺” ”自然” ”史跡” ”ホーム”

AKI yoshida
”センス”は限られた人が与えられた才能ではなく、単なるデータの集積。インプット&アウトプットの繰り返しで誰でもセンス良くなれます。キャリア20年の元セレクトショップのオーナーバイヤー。年間ダウンロード数8,000曲を超える重度のSpotify中毒者。ネコ好き。これまでケガした野良や施設から保護してきたネコは4ニャン。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA