先日、関西のとある超有名店のECに久しぶりにアクセスし他ところ、
覗いてみて愕然。
な、なんか・・・古い・・・
あれだけキンキンに尖っていた店なのに、今見ると10年前の店?みたいなECだった。
店そしてあのバイヤーに憧れリスペクトしていただけに、非常に残念。
案の定、扱っているブランドも数年前とほぼ変わらず。
いまどき、ECなんてほとんどお金をかけずに、今らしい洗練されたサイトはいくらでも作れます。
例えば、カラーミーショップでセンスの良いテンプレート使うだけで簡単に本格的なショップができる。そこらのWEBデザイナーより全然良いものができます。
おそらく、アパレル業界の人達より消費者のほうがWEBリテラシーは高い(無意識のうちに)。商品写真が素人丸出しとか、余白が少ないとか、行間がキツいとか、フォントがダサいとか、そこまで言語化はしないかもしれないけれど、見た瞬間に「なんか古臭い」という印象が芽生える。
そうすると、扱っている商品までダサく見えちゃってまず買う気は起きない。
他の業界でも「古臭い」感じは危険信号で、それはすなわち「美味しくないかも」「本物かな」「ちゃんと発送するのかな」とか、不安要素を引き出す。ましてや、ファッション業界では致命的でしょう。
せっかく良いもの扱っていても、伝え方が悪いばっかりにブランドのイメージが台無しです。
売れるわけがない。
逆に言うと、ごく普通の服でも見せ方しだいで、デザイナーズものより数段センス良く見えるしガッツリ売れる。
自社のECは常にアップデートを念頭においてください。
リニューアルは3年に1度が理想。
できれば、客観的に見てくれて率直な意見を言ってくれる人がいたらベストです。
実店舗メインのお店でも、今のお客さんは普通にまずネットで情報を得てから足を運びます。
例えば、もうほとんどの人が初めて行く飲食店にはスマートフォンで検索してから行くでしょ?
それと同じで、ブティックであろうが美容室であろうがレストランであろうが、お客さんとのファーストタッチポイントは、今やWEBが主流になっています。
どんな風に会社をお店を見せたいか、伝えたいか。伝わってしまうか。
WEBのチカラを侮らないほうがいい。
(オマケ)↓
いまだにEC掲載不可というブランドがあるんですね。驚きです。趣味ベースかよ(失笑)
「プライスや詳細はお問い合わせください」ってヤツ。めんどくせ。
僕なら、どんなに良いもの作っていようが、そんなどーでもいいこだわりを押し付けるブランドなんか速攻で契約打ち切りますけどね。