Moses Sumney | græ【MUSICレビュー】 

ディープ・ブルーな音空間。美しくそして官能的なロック。

2013年にJames Blakeの「Lindisfarne」を多重録音でカヴァーし、webで話題になったモーゼス・サムニーは1990年カリフォルニア生まれのシンガーソングライター。その驚異的で甘美な歌声は、プリンスやアノーニやトム・ヨークのように、選ばれた人の一種の超能力といえるでしょう(良くも悪くも)

本作は『græ』2017年にインディーズレーベルJagjaguwarからデビュー作『Aromanticism』から3年ぶりのセカンドアルバム。

デビューアルバムは、ストリングスとホーンとビートが渦巻くフライング・ロータスのような現代的なネオ・ジャズであったけれど、本作の2ndアルバムは、ムード満点。一言でいえば愛に溢れています。90年代以降のネオソウルのレガシーにも通じるものがあり、彼の音楽性の高さを垣間見えます。

“Deep Blue”と評される彼のソングライティングの官能的な世界観は、答えを求めて荒涼とし空虚な空間を感じている人へ芳醇なオアシスのような音楽を聴かせてくれます。

休息も必要。そしてまた、気持ちが上向いて来たら旅立とう。

BGM in おすすめシチュエーション

スポーツ ★
ドライブ ★★★★★
移動中 ★★★★★
街歩き ★★★★★
旅行 ★★★
読書 ★★★★★
家事 ★★★
就寝 ★★★★★

似合う場所

“カフェ” ”サロン” ”海辺” ”自然” ”ステイホーム”  ”マジックアワー”

Moses Sumney | græ

レーベル: Jagjaguwar
ASIN: B081HJC83P
JAN: 0656605234823

AKI yoshida
”センス”は限られた人が与えられた才能ではなく、単なるデータの集積。インプット&アウトプットの繰り返しで誰でもセンス良くなれます。キャリア20年の元セレクトショップのオーナーバイヤー。年間ダウンロード数8,000曲を超える重度のSpotify中毒者。ネコ好き。これまでケガした野良や施設から保護してきたネコは4ニャン。

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